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2024/5/7

Foods 2

ペッキーちゃんちで

お昼ごはん

in Vientiane

ケーン ノーマイ
*タケノコのスープ*

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●自家製茹でタケノコ

●バイヤーナム(スープにする青菜)

●カボチャ

●ヒラタケ

●マックブァプ(キュウリに似た瓜)

●ホームッペ(香りの良いラオスの青菜)

●調味料:パーデーク(魚醤)、唐辛子、

ナンパー(ナンプラー)好みで顆粒スープ

一年365日。具合の悪い日と呑みすぎた翌日を除いても350日は食事をしてるなあ。そのうち「家でご飯をつくって食べる」割合は何%くらいかな。外食の垢抜けた味はもちろん素敵だけど、家庭でつくる料理ならではの良さもある。「栄養のバランスが良い」「旬の素材をすぐ取り入れられる」「イマイチだって明日があるさ」などなど、特に野菜をふんだんに使えるところが健康的です。

ケーンノーマイ「タケノコのスープ」はタケノコ大国ラオスではポピュラーなお料理のひとつ。タケノコにはさまざまな種類がありますが、家庭の庭にニョキニョキ生えているのを見るのはこれが初めて。実に壮観な眺めです。ペッキーちゃんのチェックを経て、まさかこれから掘るの?と思いきや、既に昨日収穫し、茹でてあく抜き処理済みとのこと。そりゃそうです。ありがたや〜。

スープのベースとなるのはバイヤーナムという青菜。市場で買ったこの野菜をミキサーでかくはんしてつくりました。日本でも最近はアジア食材店へ行けばペースト缶として入手できるようです。このスープにレモングラスを入れて煮立て、そこに下茹でしたタケノコ投入。しばらく煮たらパーデーク、唐辛子、顆粒スープ少々を加えて味をつけ、カボチャ、ヒラタケ追加。さらに煮込んだらウリを加え、ナンプラーで味を整えて彩りに荒くきざんだ青菜をさっとちらして完成。

あっさりとしながらも香りとコクがあり、カボチャが入ったことでとてもマイルドな仕上がりです。見た目もゴージャズ、油が入っていないので永遠に食べ続けてしまいそう。そうです。またあのセリフが。

「ビールに合いすぎる!カオニャオすすみすぎる!」

 ペッキーちゃんちのみなさま、おいしいお料理をありがとうございました。

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これでもかという勢いで繁っているレモングラス。冬を越せない日本からするとうらやましい風景

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​ヒラタケは日本で見かけるものとほとんどいっしょ

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おつまみ用のサイウアも買っていただいちゃった。わーい

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煮立ったら水煮タケノコを入れてパーデーク等で味付けします。

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野菜は硬いものから順に入れて、その都度煮込みます

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本日のスープの主役バイヤーナム。葉の部分だけを使います

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葉だけを外して水と一緒にミキサーにかけるとかなり濃い色の液体に

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カボチャも目の前で切って量り売りするシステム

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​鍋にあけながらザルでこし、レモングラスを入れて沸かします

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時々アクをすくい、すべてが柔らかくなったらナンパーで味を調整

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彩りに刻んだホームッペを入れ、ひと煮立ちしたら完成!

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​自然の恵みを活かした贅沢な​ラオスのお昼ごはん。たっぷりのお野菜、スローフードのありがたさが身に染みます。

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