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パクセーの魅力-1.jpg

ファンシーというかキッチュというか。山の中腹の寺院「ワット・プーラサオ」の周辺にはカラフルな噴水もベンチも。デートスポットにぴったり?

緑!光!緑!光!

目にやさしい、

人もやさしいパクセーが恋しい​。

日頃、日本の都市部で生活していると、こんもりした緑いっぱいのパクセーの街が恋しくなります。パクセーは、ラオス南部の街。南部の中心地、といわれてはいるものの、街中にこれといったシンボルマークやらシンボルタワーがあるわけでもなく、地味な首都ビエンチャンに輪をかけた地味な街。

いや、だからこそ、いいんです。

郊外には、世界遺産のワットプー、大小4,000ほどの島々が点在するシーパンドン、さまざまな滝、などの観光スポットもあり、それらはそれぞれステキなのですが、文字通り足を伸ばさないといけません(しかも公共交通があるわけではないのでホテルでツアーを手配しなくてはならない)。

でも、時間とお金をかけてそうしたスポットに行かなくても、緑豊かな街をふらふら歩くだけでも十分なのです。なぜだろう?

道幅が広いからかな?

ゆったり自分のペースで歩けるからかな?

視界に必ず緑が入るからかな?

わさわさした木々の隙間から光がこぼれ落ちているからかな?

街全体がどっしり落ち着いている感じがするからかな?

せかされなくていいからかな?

出会った人たちがやさしいからかな?

「ゴールデンブッダ」と呼ばれる大仏様を拝みに、山の中腹の寺院「ワット・プーラサオ」に行ったときには、帰る手段がなくて途方に暮れていた私を車で街中まで同乗させてくれたご家族に出会いました。

ああ、早く彼の地に行ける日が来ますように!

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