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買ったばかりの元気な頃の苗

ハーブ入手の難しさ、
解決しようと試みたものの……。

ラオス料理を日本の自宅でつくる難しさに、現地と同じハーブや野菜が入手できない、ということがある。ミント、パクチー、バジルあたりはスーパーへ走ればいいし、ベランダで育てることもできる。が、「こぶみかんの葉」(バイマックルー)はそうはいかない。最近は通販で入手できるけれど、高いっ!ほんのちょっとあればいいだけなのに。

以前イベントでラオス料理づくりのお手伝いしたが、こぶみかんの葉を刻む作業を担当したのは『恋するラオス』の執筆者、エガシラさん。肉厚の葉を細かく刻むのは大変だったが、それはそれはいい香り。きっとアロマ効果も抜群だろう。その日はモックという魚を蒸す料理に使われた。

この春近所の大きな植物量販店で貴重な苗を発見。うちで育ててみることに。

こぶみかんの葉は、あたたかな日差しを浴びてグングン成長。これはいけると思った夏のある朝、ベランダへ出てみると、こぶみかんの葉は魔法のように消えていた。後に残されたのは、食べきった焼き魚のホネのような茎。

犯人はだれっ!? 一瞬、ラオスが遠のいた。

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